『公辺取合之始末書留一件』の模写本を寄贈いただきました

『公辺取合之始末書留一件』の模写本を寄贈いただきました。

 

昨年末当館から公表しました、安永四年に鹿児島を訪れた長崎唐通事の旅の日記『公辺取合之始末書留一件』について、その模写本が当館前館長東條広光氏から寄贈されました。同日記は傷みが進んでいたため、一般公開などに使えるようにと、同氏が書家土屋美保氏に依頼し臨書していただいたものです。

この日、当館を訪れた両氏から瀬戸山副館長に引き渡された模写本は、カメラで写したかのような精緻なもので、当館では今後、企画展などで紹介していきたいと考えています。

 

土屋美保氏に模写をするにあたっての想いをうかがうと、

「日記を書かれた林梅卿氏本人になったようなつもりで、当時の状況や情景を思い浮かべながら書き写した。今まで経験してきたことをこのような貴重な機会で生かすことができてうれしい」

とのことでした。

 

 

 

 

 

なお、県立図書館2階閲覧室では、東條氏が『公辺取合之始末書留一件』の翻刻などを紹介した書籍『林梅卿日記-島津重豪に招かれた長崎唐通事の日記-』と関連資料を展示中です。是非ご覧ください。