夜神楽(よかぐら)や 焚き火の中へ 散る紅葉 (小林一茶)
小林一茶による一句です。「夜神楽(よかぐら)」は、夜に行われる神社の神楽のことで,幻想的なかがり火の揺らめきが連想されます。「散る紅葉」は、文字通り紅葉が散る様を表し,晩秋の寂しさや,風情を表現しています。炎の揺らめきと舞うように散る紅葉が,神秘的で幻想的な光景を作り出しています。
11月下旬に入り,ようやく朝晩の寒さを感じられるようになり,紅葉が美しい季節になりました。秋も深まってきたこの季節に紅葉を見ながら読書を楽しんでみてはいかがでしょうか。
さて,去る11月19日(水),カクイックス交流センターにおいて,鹿児島県図書館大会を開催しました。図書館(室)活動と読書推進に関わる約600名の方々が参加されました。6つの分科会に分かれ,幼稚園,小・中学校,高等学校,読書グループ,公共図書館に活動事例を発表していただき,その後の協議において活発な意見交換が行われました。午後には,有限会社BACH(バッハ)代表でブックディレクターの幅允孝氏による講演もあり,分科会,講演ともに大変好評でした。詳しくは来月の県図協だよりにてお知らせします。
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