山路来て なにやらゆかし すみれ草 (松尾芭蕉)
冒頭の俳句は,松尾芭蕉(1644年~1694年)が詠んだもので,「野ざらし紀行」という本に所収されています。「野ざらし紀行」は,1684年秋の8月から翌年4月にかけて,芭蕉が弟子の千里(ちり)とともに旅をした時の紀行文です。この句は,伏見(京都)から大津(滋賀)に行く途中の山道で詠んだものだそうです。旅の途中,ふと目にとまったすみれに春らしい風情を感じます。すみれは派手な花ではありませんが,慎ましく可憐なたたずまいに芭蕉の旅の疲れも癒されたことでしょう。
さて,3月に入りまだ肌寒い日もありますが,次第に気温が上がり,暖かい春の訪れを感じるようになりました。「県図協だよりホームページ版」では,今年一年鹿児島県図書館協会が主催する研修会の様子や県内各地の公立図書館(室)の様子などを紹介してきました。年度のしめくくりに当たり,これらの事業や県図協だよりの原稿執筆に御協力いただいた全ての図書館関係者の皆様に感謝申し上げます。
今後も鹿児島県図書館協会は,県内の公立図書館(室)が,県民の皆様のお役に立つよう,互いに連携を図り,利用者のニーズや時代に対応できる図書館の充実と読書活動の推進に努めてまいります。
来年度も,県図書館協会の活動に御理解と御協力をお願いいたします。
今月の県図協だより
お知らせ・更新情報
ポスター原画コンクール入賞作品
リンク