第239号(R3.2)
1. 第239号(R3.2)
4. わが町の読書グループ ~熊毛支部~
グループ名 おはなしの出前「一歩」
宮浦小学校に通う子ども達のお母さん方を中心に平成16年10月に発足したグループです。毎月1回,朝読書の時間に各学級にて,また昼休みに多目的ホールにて行う読み聞かせ活動をしています。また,11月の校内読書旬間においては,パネルシアターやペープサート,手遊び,劇などを実施する「おはなしの出前『一歩』スペシャル」を実施しています。宮浦小学校の子供たちは素直で明るく,読み聞かせの時間をとても楽しみにしています。今年度はコロナ禍にあり活動が十分にできない部分もありましたが,目を輝かせながらお話を聞いてくれる子供たちの笑顔を絶やさぬよう,適切な対応を取りながら今後も活動を続けていきます。
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〈データ〉
① 代表者名 山口千代子,岩川優子
② 会員数 18名
③ 連絡先 屋久島町立宮浦小学校
④ 電話番号 0997-42-0017
〈おすすめの一冊〉
① 書名 「ぐ~ぐ~ぺこぺこ」
② 作者名 中村陽子
③ 出版社 岩崎書店
④ この本は,前回の「おはなしの出前『一歩』スペシャル」の時にメンバー
全員で劇をして,子どもたちが喜んでくれるようにアレンジを入れて演じた
本です。最後はほっこりするお話の本です。
3. わが図書館ならではの本!! ~北薩支部~
さつま町 屋地楽習館図書室(やちがくしゅうかんとしょしつ)
『 憧憬と郷愁の汽笛 宮之城線 国鉄宮之城線記念誌 』
さつま町は,県の北西部ほぼ中央に位置し,霊峰紫尾山を抱く自然豊かな町です。平成17年の3町合併当時の図書室を残し,地域住民の文化の向上に寄与すべく日々努めています。(旧薩摩図書室は,こども図書館~えほんの森~として子育て世代の支援にも貢献)
わが図書室ならではの本として紹介したいのは「宮之城線―国鉄宮之城線記念誌」です。昭和62年1月9日,60年余り活躍した宮之城線はその幕を閉じました。地域の人々は,その線路が敷かれてあった道を30年以上経った今でも「線路跡」と呼びます。
大口(伊佐市)から川内(薩摩川内市)まで,紆余曲折を経て全線開通したのが昭和12年。「もくもくと煙を吐き,豪快な警笛を鳴らしながら走る列車」はまさに「北薩の大動脈」として,地域の振興・発展に大きな役割を果たしました。この本には,大正当初からの歩みが綴られていて,この路線に関わった方々の熱い思い,ロマンがぎっしり詰まっています。こども図書館~えほんの森~・鶴田中央公民館図書室にも蔵書がありますので,御覧いただけたら幸いです。
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2. わたしの図書館(室)ここに注目!! ~鹿児島支部~
今年度,開館30周年を迎えた鹿児島市立図書館の新たな挑戦を紹介します。
まずは,常設の「譲渡本コーナー」。図書館で利用の少なくなった本や雑誌を,開館時,いつでも市民のみなさまに無償で提供できるようにしました。
次に,「パスファインダーコーナー」。特定のテーマについて調べる際に,参考となる資料や調べ方を案内しています。
また,「YA(ヤングアダルト)コーナー」は,2階AVコーナー受付横と研修室入口に移設し,当館利用者に「YA世代に読んでほしいの本」「おすすめの勉強法」を募集・紹介しています。
その他,「バリアフリーのほんコーナー」,「鹿児島ゆかりの作品・著者コーナー」,季節の企画展など,個人で,お友達と,家族で楽しんでいただける工夫をして,皆様のお越しをお待ちしております。
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