第237号(R2.12)
1. 第237号(R2.12)
3. わが町の読書グループ ~奄美支部~
「今里親子読書会」(大和村)
昭和54年4月に結成した読書グループです。
毎月第2金曜日放課後(16:45~17:00)に保護者・職員で分担して,児童に読み聞かせを実施しています。
読書会を通じてお話を聞く楽しさや,本を読み聞かせることの楽しさを実感するとともに本への親しみを深めています。いろいろなジャンルの本を読み聞かせることで読書意欲が高まり,年間貸出冊数は低学年200冊以上,高学年は150冊以上となっています。また,児童たちは地域の方に向けた,絵本の読み聞かせを放送で行う活動にも取り組んでいます。
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~グループの情報~
① 代表者名 福本裕三子 |
~おすすめの一冊~
① 著 名 「たいようの子マタラベ」 ている存在です。たいようの子マタラベは,ユタ神様の始まりの物 語。本を通じて,奄美独特の文化を知り,郷土に誇れる人になって 欲しいです。 |
2. わが図書館ならではの本!!~南薩支部~
今回は枕崎で語りつがれている伝説をもとに作られた絵本を紹介します。「仙が瀬」「枕崎と呼ばれるようになったわけ」「山立神と岩戸山のけんか」の3冊です。
「仙が瀬」は,白沢地区と塩屋地区との間に流れている永沢川で,お仙という孝行娘が溺れているところに,突然大きい岩瀬が現れ,命が助かったということから,この岩瀬のことをいつからか仙が瀬と呼ぶようになったという話です。
枕崎という地名の由来はいくつか説がありますが,「枕崎と呼ばれるようになったわけ」は,箱枕に入った仏様が海から流れ着いたことにちなんで名づけられたという説をもとにしています。
「山立神と岩戸山のけんか」は,枕崎のシンボルでもある立神岩について,岩戸山と山立神が喧嘩してできたというユニークなお話です。市内から見える沖にそびえ立つ立神岩が山立神から切り分けられたとされるいきさつがおもしろく描かれています。
これらの絵本は市内の教育機関にも配布し,郷土学習に活用されています。枕崎市立図書館にお越しの際は,ぜひ手に取ってご覧ください。
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