令和5年度親子読書研修会を開催しました
令和5年6月25日(日)の午後,かごしま県民交流センター(県民ホール)にて親子読書研修会を開催しました。
南九州市立川辺図書室の親子読書会と出水市の読書ボランティアグループ「虹色のゆめ」に,取組を発表していただきました。
【参加者の感想】
〇 親子読書活動の実態やボランティア活動の様子を知ることができてよかった。鹿児島の色々な地で読書活動が根付いていることが嬉しい。子供たちや親にとっても大変な支えになっていると思う。
〇 団体の発表が大変参考になりました。長年,親子読書に関わっているとワンパターンになり新しい発想が浮かばないので,年に一度の研修会がとても勉強になります。
〇 親子読書会のボランティアに中高生も参加している様子をお聞きして,とてもいいなと感じました。
〇 読書活動においても,著作権を意識することの大切さを学びました。
〇 読書を根付かせるために頑張っている方々の活動や努力に触れるいい機会であった。
その後,児童文学評論家の赤木かん子氏に「今の子どもたちは何を読んでいるのか」という演題で御講演いただきました。時代の変化と子供たちの読書傾向から,これからの時代に必要な読書について御提言いただきました。
赤木氏の講演に刺激を受け,今後の読書活動推進に生かしたいという感想を多くいただきました。
【参加者の感想】
〇 時代の節目で本の流動性も変わる。必要とするものも変わるという先生の話が分かりやすく,楽しかったです。私たちも時代や子供たちに合わせて本を選び,読み聞かせすることも必要なのだと思いました。
〇 社会の動き,子供の変化がよく分かりました。「学校図書館司書は子供たちの頭にアンテナを立てること」という含蓄のある言葉に,自分自身のアンテナを高くしていきたいです。
〇 文学作品だけでなく,様々なジャンルのものを提供することや年齢や時期に合わせた本や資料を子供たちに提供できるようにすることが大切だと感じました。
〇 現在の子供たちの話,本の話が聞けて良かった。子供たちが活字に戻りつつあるという点が救いでした。子供たちが本に親しみたいと思えるような関わり,環境づくりに努めたいです。
この研修会を機に,今後ますます本県の親子読書活動が充実するよう期待しています。
【南九州市立川辺図書室親子読書会の発表】
【読書ボランティアグループ「虹色のゆめ」の実演】
【質疑応答・意見交換】
【赤木かん子氏の講演】