『公辺取合之始末書留一件』を臨写した模写本を当館にご寄贈いただきました
6月19日、前館長である東條広光氏より『公辺取合之始末書留一件』を臨写した模写本を当館に寄贈していただきました。
『公辺取合之始末書留一件』は、東條氏が館長として当館資料の研究を進める中で、直木賞作家・海音寺潮五郎氏の御遺族から寄贈された資料の中から発見した本です。
島津重豪と、長崎唐通事との具体的交流を知ることができる大変貴重な資料であり、「今後永く伝え遺していきたい、たくさんの方に調査研究の役に立てていただきたい」との思いから、東條氏が書道家の土屋美保氏に模写を依頼。完成したものを本日受け取りになり、当館に寄贈してくださいました。
土屋美保氏に模写をするにあたっての想いをうかがうと、
「紙の選定から文字の模写や、日記の中の絵まで、神経をすり減らす思いで書き写したが、将来この本を手に取る方の笑顔を想像して頑張った」
「日記を書かれた林梅卿本人になったようなつもりで、当時の状況や情景を思い浮かべながら書き写した」
「今まで経験してきたことをこのような貴重な機会で生かすことができてうれしい」
とのこ...