令和6年度読書の魅力を伝える活動推進研修会(熊毛会場)を開催しました。

令和6年度読書の魅力を伝える活動推進研修会(熊毛会場)を開催しました。

 

令和6年9月4日(水),県図書館協会熊毛支部(西之表市,中種子町,南種子町,屋久島町)の御協力により,令和6年度読書の魅力を伝える活動推進研修会(熊毛会場)を西之表市民会館で開催しました。

これまで,天候の影響等で,なかなか開催できなかった熊毛地区の読書活動推進のための研修会でしたが,本年度は開催することができました。

当日は,種子島と屋久島で読書活動をされている読書グループの皆さん,学校司書,公立図書館職員の方,一般の方等,多くの参加がありました。

はじめに,「対話でひらく本の力」という演題で鹿児島大学教育学部 原田 義則 准教授に御講演をいただきました。

次に,「南種子町おはなし子ども会」と「油久小学校読書ボランティア 油っ久り」の2団体に事例発表をしていただきました。

そして,「豆本制作」,「ビブリオバトル」,「朗読劇」,「ミニおはなし会」の4つのワークショップに分かれて,参加者同士が交流を通して学び合いました。

参加者は,温かく和気あいあいとした雰囲気の中,制作物や発表をとおして,読書の大切さやこれからの読書活動の在り方について,様々なヒントを得られたようです。

 

【参加者からの感想】

〇 原田先生の講話を聴いて,読書の可能性を再確認しました。

〇 「人との対話」「人との関わり」「人を大切に」,先生の講話から読書活動の大切さを再確認しました。

〇 読書活動の推進はとても地道なものですが,「Well being」で続けていくことが大切だと感じました。

〇 児童書の奥深さを改めて感じました。子供たちにどのように問いかけるかということが,子供たちの心の成長にも関与していると分かり,ますます読書の幅を広げたいと思いました。

〇「南種子町おはなし子ども会」や「油久小学校読書ボランティア 油っ久り」の読書活動のすばらしさに感動しました。

〇 講話,各団体の発表,ワークショップに至るまでとても役に立つことばかりでした。読書が及ぼす影響(力)のすごさを改めて納得し,これからの活動に生かしていこうと思います。

〇 私は読書が苦手ですが,何か好きになるきっかけや学びになればと思い参加しました。とても楽しく,勉強になりました。またこのような研修会に参加したいです。

 

開会式  【講演】「対話でひらく本の力」 鹿児島大学 原田准教授
 【事例発表】南種子町おはなし子ども会  【事例発表】油久小学校読書ボランティア 油っ久り
 ワークショップ「朗読劇」 あんねぇお話し会  ワークショップ「豆本制作」 斉藤真理子さん

 ワークショップ「ミニおはなし会」にじのいえおはなし会

ワークショップ「ビブリオバトル」西之表市立図書館