令和6年度学校図書館「中学校・高等学校」講座を開催しました。

令和6年度学校図書館「中学校・高等学校」講座を開催しました。

 

 令和6年8月8日(木),9日(金)の2日間,中学校と高等学校,県立学校の教職員等を対象に学校図書館講座を開催しました。

 受講者は,講義,実習,情報交換をとおして学校図書館運営や読書指導等について学びを深めることができました。

 本講座をとおして学んだ内容は,それぞれの学校で生徒や職員に還元され,学校図書館運営,教育活動の充実,読書活動の更なる推進につながることと思います。 

 

【講座の内容】

講義Ⅰ           学校図書館の役割と第5次県子ども読書活動推進計画

事例発表        図書館オリエンテーションと利用指導 (県立鹿屋高等学校の事例発表)

講義Ⅱ            県読書バリアフリー計画

選択実習A      ブックトークの実際

選択実習B   パスファインダーの作成と活用

講義Ⅲ    教科を横断した学習のための図書館活用法

講義Ⅳ    学校図書館資料の種類と構成・整備

講義・演習Ⅰ 学校図書館の設営(案内表示・掲示)

図書館見学  図書館施設・設営,資料配置の見学 

講義・演習Ⅱ 教員と司書の協働について(図書館年間計画の作成と必要性)

講義Ⅴ    図書館評価

情報交換   図書館運営及び読書指導に関する課題とその対策 

  

【受講者の感想】

〇 時代に伴い学校図書館の在り方も変わっていくものならば,多角的な広い感覚で,子供たちのことを考えていかなければならないと感じた。

〇 学校図書館の運営に関して幅広く探究的な講義が多く,多くの学びが得られた。

〇 司書教諭と司書の連携という視点から年間指導計画の見直しを行えたことが有意義だった。

〇 校種や経験年数の違う先生方との意見交換や演習をとおして様々なことを知ることが新鮮で,学びにつながった。

〇 学校の実態を踏まえつつ,司書と役割を確認しながら協力し,利活用したくなる図書館を目指して工夫したい。

〇 鹿屋高等学校の事例発表「オリエンテーションと利用指導」は大変参考になった。来年度実践しようと思う。

〇 パスファインダーの作成の実習が充実していてよかった。

〇 ブックトークの実習が実務的で,様々な本やテーマに基づいた広がりを知ることができた。

 

【講座の様子】

学校図書館の役割と第5次県子ども読書活動推進計画 【選択実習】ブックトーク
 事例発表(鹿屋高等学校) 【選択実習】パスファインダーの作成
学校図書館の設営 図書館見学
図書館評価 情報交換