鹿児島県立奄美図書館
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第23回ふれあい読書フェスタ
11月9日(土)にりゅうがく館(龍郷町)で第23回ふれあい読書フェスタが「読書の楽しさを知ろう!」というテーマの元に行われました。
まず優良読書会の表彰式が行われ,芦花部親子読書会(奄美市),にじいろの花(龍郷町)が表彰されました。
次に,実践発表では龍郷町立龍瀬小学校の栄養教諭である樗木真幸氏が給食に本と関連させた献立作りなどの取組を話されました。
また,龍郷町の学校事務補助員の岸本和紀氏が子どもたちの本への興味をさらに高める実践を発表されました。
そして,別府ちよみ氏による読み聞かせの実演が行われました。瀬戸内町の方言で「鬼と四人の子ら」を話された時には,会場中が引き込まれていました。
その後,りゅうがく館職員の方々が「赤鼻のトナカイ」,「ジングルベル」の歌に合わせてブラックパネルシアターを使ってお話をされました。
講演では「わたしの根っこにある本」という演題で,画家・絵本作家であるミロコマチコ氏にご講話いただきました。小さいころに接した本がミロコマチコ氏のこれまでの生き方と関わり合っていること,また人や自然とのふれあいが多くある奄美での生活についてお話してくださいました。
参加者の方から「ブック給食の紹介で「食をとおして読書を身近に」感じられる環境づくりはとても素晴らしいと思いました。」「ミロコマチコさんのお話全て(生き方)が今の世の中に多い繊細な子どもや大人の生きるヒントになると感じました。」などの感想をいただきました。